私は副業でライティングをやり始めてから数年経ちます。
今は自分のペースで気軽にできるやり方をしていますが、以前は何度かプロジェクトに参加し毎月数万単位で稼いでいました。
その時は確かに毎月自分なりに満足できる収入を得ていましたが、作業は今と比べ物にならないくらいきつかったように思います。
何が一番きつかったのかというと、クライアント側からの命令でSEOを意識した記事を作成しなければならなかったことです。
時にはSEOを意識するあまり、記事的にかなり不自然さを感じてしまうようなこともありました。
それでも上からの命令となれば逆らうことはできず、指定されたキーワードを記事中に決められた数だけ入れることに集中していました。
自分で書きながら「これは明らかに不自然な入れ方」と思い、「このキーワードは多すぎませんか?」と聞いたこともあります。
しかし、上からは「このくらい入れないと検索に引っかからない」と返答が返ってきました。
上司は上司で検索エンジンに引っかかるために必死だったのだと思います。
こんな感じでSEO対策ばかり意識した記事作成をすると、書くジャンルは問わず完成できた記事は読み返してみるとちょっと不自然に感じてしまう可能性があります、
例え自分が不自然だと感じても、コンピューターの検索エンジンに反応してもらうためにはこうするしかないということなのです。
もしプライベートで何か調べたいことなどがあり、WEB検索をした結果ちょっと不自然な記事を見かけたとしたら、それはSEO対策にばかり囚われた記事なのかもしれません。
そのような記事は比較的検索して上部に表示されると思うので、同じ言葉があまりに何度も記載されているような記事はSEO対策を強く意識した記事だと思って間違いないと思います。
別にだからと言ってこれらの記事が何か悪いというわけではないのですが、SEO対策にばっかり囚われて読む側が明らかに不自然に感じてしまうような記事を書くのはどうなのかと悩んでしまいます。